日本の一流ホテルはここがすごい!お客さんを想う「お・も・て・な・し」精神
日本ならではのお客さんの迎え方「おもてなし」。それは訪れる人を心から慈しみお迎えするという深い意味があります。
そんな「おもてなし」の心を持った日本の一流ホテルのサービスについて深く知っていきましょう!
☆思わず感動したサービス
私が惚れた帝国ホテルの思い出といえば….
帝国ホテル内にあるナーサリーです。
子供が3才の頃、帝国劇場でお芝居を見るのに主人に子供を預けて行くはずが主人が出張になってしまいました。
知人に近くの帝国ホテルの中に託児があると聞きお願いすることに。
帝国ホテルとは別の託児会社がやっているのですが、そうはいっても帝国ホテルのお客様も利用するとのことで、その託児内容のきめ細やかさに感動しました。
品のよい年配のご婦人が細かく引継ぎして下さり、お迎えに行ったときに受け取った託児中の子供の様子を書いた報告書の内容の細かいこと!
トイレに行った時間、遊んだ内容 etc…食べたおやつのポッキーの本数まで!その後2年くらいしてまた預ける機会があり、やはり同じく感動しました。
子供も「また、あそこのホテルのお部屋で遊びたい」としばらく言ってました。ルームサービスでとったなだ万のおうどんもおいしかったみたいです。
子供も大きくなりもう預けることもなくなりました。
出典:発言小町
お客さんのことを心から迎える気持ちがなければ、こんなにきめ細やかなサービスは出来ません。こうしたサービスの1つ1つから、日本ならではのおもてなしの心が伝わります。
また、ホテルに泊まるのお客さんにも、そうでないお客さんにも同じように手厚いサービスをしているところも、一流ホテルと言われる所以なのでしょう。
☆いいサービスはどこから生まれるの?
ホテルのサービスは、長年をかけて従業員がお客さんのためを思い、つくり上げてきたものです。
日本のホテルで初めて帝国ホテルが開始したサービスとして、ランドリー、ショッピングアーケード、ホテルウェディング、バイキングが挙げられます。
その中でも1911年に新設されたランドリーサービスは、現在も業務委託することなく社員が担当の方が担当されています。長年積み上げてきた技術で、きめ細かく目の行き届いたサービスを提供されています。
☆従業員の育て方
帝国ホテルでは「さすが帝国ホテル推進活動」が行われており、お客さんや部長の推薦をもとに、2ヶ月に1回「さすが帝国ホテル個人表彰」を選定しています。
これは「挨拶」「清潔」「身だしなみ」「感謝」「気配り」「謙虚」「知識」「創意」「挑戦」の9つの行動基準を浸透するために行われています。
こうした従業員への教育が、一流ホテルの最高のおもてなしへと繋がっているのですね!
日本のホテルのサービスには、根底に「おもてなし」の心があります。
この「おもてなし」の心が国内外問わず多くの人の心をつかみ、リピーターを増やしているのではないでしょうか。